【書評】SOFT SKILLSは開発者以外が読んでもタメになる

こんにちは、3連休で5時間新幹線に乗って帰省しました。まみたすです。

 

新幹線に乗っている間に、先輩からもらった「SOFT SKILLS」を読みましたので、今回はその感想です。

 

何を書いているのか

  

この本の章立てとしては、以下。

  • 第1部 キャリアを築こう
  • 第2部 自分を売り込め!
  • 第3部 学ぶことを学ぼう
  • 第4部 生産性を高めよう
  • 第5部 お金に強くなろう
  • 第6部 やっぱり、体が大事
  • 第7部 負けない心を鍛えよう

見ればわかると思うけど、技術書ではなく、自己啓発本やビジネス書といった分類が正しいです。

対象とする読者としては学生、20代、30代前半くらいまでのエンジニアでしょうか。

自分のキャリアを始める時に読むのがベストという感じ。

 

印象に残った章をいくつかピックアップして書いてみます。

 

「やり遂げるまではうまくできたふりをする」

 

「うまくやり遂げるまではできたふりをする」というのは、行動こそが重要で、自分の心身に言い聞かせてその行動を現実のものにするということである。これは、自信のなさの反対だ。自分自身の中にあるあらゆる障害を克服するという崇高な信念があるからこそ、さしあたり難しくて歯が立たない状態でも、自信を持って取り組むのである。

 

特に経験の少ない若手はそうだと思いますが、最初からうまくできることなんてないから、うまくできるまではふりでもいいからやり遂げようとしろ、ということですね。

この本は割と心がけとか意識の持ち方みたいなところに重きを置いているところもあり、崖の上から自分を突き落として困難な状況に落とし込んでもがける奴が一番成長するのだ、と繰り返し言われています。

ガンジーの言葉も引用されていますね。

信念が変われば 思考も変わる
思考が変われば 言葉も変わる
言葉が変われば 行動も変わる
行動が変われば 習慣も変わる
習慣が変われば 人格も変わる
人格が変われば 運命も変わる

  

学ぶことを学ぶ−10ステップシステム

心構えはわかったけど、じゃあどうしたらいいのか?というところもふんだんに書かれています。

特にエンジニアは学び続けるということが生涯エンジニアをやろうと思ったら重要になってくることかと思いますが、学びの構造を知り、遊びながら身につけることを唱えます。

学び、その知識で遊べるようになったら強い。エンジニアで言えば、新しい言語を勉強してそれで自分の作りたいものを作ってみる。

それって学んだことで遊んでいるという感覚に近いですよね。

それを飽きずに繰り返すことで確実に力はつく。

  

生産性を高める

会社員としてやっていくにしてもフリーランスでやっていくにしても、自分がどれだけのパフォーマンスを発揮できるかがものを言ってきます。

ここで紹介されている幾つかのテクニックのうち、印象に残ったのは「ポモドーロテクニック」。

ポモドーロテクニック

ポモドーロの具体的なやり方はいたるところに書いてあるので省略するとして、簡単に言えばタスクを細かい粒度に落とし込んで25分で消化していくという手法です。

これは開発者にとってすごく有効なテクニックで、集中している25分間は割り込みも許さない。

開発者にとって集中する時間ってすごく大切で、これはエンジニアのための時間管理術にもあったのですが意識の切り替えって結構コストがかかるんですよ。

上記の本では同僚と不可侵同盟を結び、片方が割り込みを全て引き受ける時間を作り集中を保てるようにすることで生産性が上がるとありましたが、SOFT SKILLSでは25分間は絶対に差し込みタスクをしないでくれ、と宣言しておき集中の時間を作り出し、1日のうち25分の集中をどのくらい消化できたのかで自分の生産力が可視化されるということが解説されています。

  

燃え尽き症候群の治し方

燃え尽き症候群ってどうして起こるのか、というところから説明してありますが、要は燃え尽き症候群ってほとんどは興味をなくしている状態で、実際は何かしらの壁にぶち当たっているだけで、それを乗り越えさえすればいいそうです。

壁の向こうに何が待っているのかを知ることでその壁は乗り越えやすくなります。

モチベーションが最低になっている状態から壁を乗り越えるためには自分に対するルールを作り、それを着実に実行する。

前述したガンジーの言葉のように、習慣が自分を作っていくので自分の作ったルール、習慣に「しがみつく」ことで見えてくるものがある。

  

とにかく行動、というところがこの本で一貫して述べられているところですね。

 

  

恋愛と人間関係

 

ちょっとおまけ的な感じで最後の方に述べられているのが恋愛について。

エンジニアは恋愛下手が多いけどそれはどうしてか?どうしたらいいのか?ということに触れています。

これがまたエンジニアが好きそうな感じで述べられているので読むことをお勧めします・・・!笑

 

開発者以外にも読んでほしい

「ソフトウェア開発者の人生マニュアル」と銘打ってますが、正直自分で仕事をとって来れるような人ならば誰にでも当てはまるようなことばかりで、クリエイター、ライター、マーケター、人事系、この辺の人にとっては割と有用なのではないかと思います。

特に今は会社に所属することだけが全てではないし、転職だって普通だし、むしろ転職してスキルやキャリアを上げていくことに価値があるという時代なので、自分自身をブランディングして売り込んでいくことでキャリアアップが狙える職の人にとってはすごく良い指南書なんじゃないかと。

 

これからフリーランスになることを考えていたり、一会社員として平凡に生きていくことに対してちょっとなーという気持ちのある人にはオススメの一冊!

 

 

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まみたす

まみたす

1992年生まれ。知識ゼロ文系女子からSEになっているところ。 カメラ、猫、お酒、旅行がすきです。
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